SevenBays

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海苔で食卓を華やかに

SevenBaysのある鹿島市七浦地区。
多良岳山系の自然の恵みが七つの川に溶け出して、その養分がたっぷりと七つの浦(入江)に流れ込み、海水と合わさることで、柔らかく口溶けの良い佐賀海苔ができあがります。

日本最大面積を誇る有明海の干潟。最大でなんと6メートル以上にもなる干満差も日本一。
さらに鹿島は泥の干潟、これもかなり珍しくそんな有明海と泥干潟は自然の恵みそのものです。この有明海の恩恵を受け、我が家の海苔養殖が始まったのは昭和40年。それまで海苔師の雇われ人として働いていた父が、独立し起業したそうです。

海苔師の息子して育った私は、子供の頃から海や船、家業が大好きでよく仕事について行きました。小学生になるとだんだん海より野球になり、野球に打ち込み高校卒業後そのまま他県に就職しました。

就職一年目の冬、父の病気が分かると、勢いで仕事をやめそのまま家業を継ぐことにしました。父も、父の代で海苔養殖を廃業する予定だったので、船も機械もトラックもすべての物がボロボロ。

海苔養殖に全く無知、しかもこの設備で海苔養殖続けてられるのか??たぶん、周りの人はこう思ってたはずです。 
 
しかし、なんとか家業を立て直そうと、ここで長年野球で培った負けず嫌いと諦めの悪さで、今思うとがむしゃらに海に出て一日中海苔の観察をしたりもしました。

そして、沢山の魅力的のある海苔師の先輩達と出会い、ゼロから海苔養殖を教えてもらい、支えられながら、なんとか今の自分がいます。

子供達の美味しいが1番嬉しい

我が家には、厳しい海苔の食味審査員が5人います。ただの海苔と思われがちですが、海苔も毎年味が違います。
その年の海況、天候、管理、色んな条件で味が決まります。子供達の美味しいが1番嬉しい。

そのためには、自然の力、有明海の恵みをしっかり利用し海苔にしっかり干出を与えて細胞の活性化を図り細胞の引き締まった、口の中でとろける美味しい海苔を目標に作ってます。

佐賀海苔の年間生産枚数は200億枚以上

その莫大な数の生産量に、佐賀海苔としてひとくくりになり、自分の海苔が埋もれている。自分の海苔はどこでどんな風になって食されているのか??自分の海苔として食べてほしい。そして現在、海苔師歴20年の折り返し地点。新しいことにチャレンジしようと思い、海苔の販売に足を踏み入れてみました。

今のところ、海苔が嫌いという方に出会ったことがないです。昔から海苔は一日二枚で『医者いらず』と言われているように、うまみ成分アミノ酸をはじめ、ビタミンやミネラルなど約40種類という多くの成分を含んでいます。

海苔を1日2枚(全型)食べるだけで、たくさんの栄養素を確保できるスーパーフードです。
こんな海苔の価値を、いま一度知ってもらいたいと思いもあります。

実はあまり知られていない、海苔のできるまでの過程などもSNSで色んな情報を発信しながら販売していきます。

■SevenBays
https://www.instagram.com/sevenbays1002

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